今日7月14日から祇園祭の宵山です。厳密には宵々々山、そして15日が宵々山、17日の巡行前日が宵山と呼ばれます。
この3日間が祇園祭の最高潮。
山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、祇園囃子が流れ、宵山見物の人達で通りがいっぱいにります。
山鉾に飾られる提灯は、鉾ごとにこだわりがあり、形や大きさ、デザインが少し異なります。
また、各家庭で飾られる提灯も、町内ごとで全て違うそうです。
提灯に入っている家紋のようなものは、祇園さん(八坂神社)の神紋で、二種類あり、ひとつは「左三つ巴」火の玉が三つが左回りしているような紋で、もうひとつは輪切りにした胡瓜に似た「五瓜に唐花(ごかにからはな)」という紋です。
京都には 『 祇園祭が行なわれる七月は、胡瓜を食べない 』 という、古くから町衆の間に伝わる しきたり がありますが、この理由は、八坂神社の神紋の似ていることから。
八坂神社の祭礼である祇園祭の間に胡瓜を食べることは恐れ多いというのが理由だそうです。
現代では、割りばしに刺した丸ごと胡瓜の一本付けが露店の人気になっています。
人々はどんどん大胆不敵に…。胡瓜くらいでとめたいものです。
この絵は、筆ペンで描きました。
提灯を白く彩色する際、提灯の輪郭も塗ることで灯りを表現しましょう。神紋や文字は最後に描き入れます。
0 件のコメント:
コメントを投稿