2016年9月24日土曜日

水彩一筆画【野葡萄】 美しい実の色は虫が染めた



お彼岸過ぎると涼しくなってきますね。久しぶりの更新となってしまいました。

今日の絵は、野ぶどう。山野はもちろん街中でも見ることができます。

野ぶどうの実は、自然物とは思えない程色とりどりで、驚くほど綺麗です。

ですが、本来の野ぶどうの実の色は白色。

この美しい変色は幼虫の寄生によるものだそうで、ブドウタマバエ、ブドウガリバチなど蠅や蜂の一種が卵を産むらしいのです。

ただ・・私も「虫こぶ」とは知らず、実を集めたり潰したりしたことがありますが、虫はいなかったような・・。野ぶどうの実はこれから。今秋に確かめてみたいです。

描き方のコツは、・・蔓ものは大体そうですが、7割程度の葉を先に描くことです。小さい葉や端で切れる葉は、蔓の後に描きます。

蔓の色は、黄緑と赤紫を混ぜ過ぎずに描きます。赤が勝ったり緑が勝ったり色の変化のある蔓が出せます。

最後に金色で葉に虫食いを入れて野趣を出してください。


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