七夕といえば、私が仮名文字を習い始めた頃、師から「昔は、梶の葉に墨で願い事を書いたのですよ」と聞きました。
里芋の葉っぱに溜まった露で磨った墨を使い願い事を書いたのだそうで、七夕が手習いの上達を願ったお祭りだった平安時代の頃の名残とのことでした。
そして最近は、織姫と彦星のおどろきの新事実を聞きました。
なんと!
織姫と彦星は、子育てや生活設計を立てずに遊びほうけていた夫婦だったというのです。
七夕は、年に一度だけ恋人に合える日というピュアなイメージだったのですが、夫婦が罰を受けていたとは知りませんでした。笑
ついでにもうひとつ・・・。
カルピスは、1919年の七夕生まれなんだそうで、あの水玉は天の川、水玉の紺色は夜空の色なのだとか。
今回の絵は、歴史情緒を出すために渋い色あわせにしてみました。
本来、笹飾りの色は五行(木火土金水)の色で 青 赤 黄 白 黒の5色と決まりがあるようです。
この5色から、それぞれ少し色を足すことで渋色に調節をしてください。白は白のままです。
アトリエのすぐ近くの堀川では、「京の七夕」と称した七夕祭りを開催するようになって今年で7回目。
年々人も増えて、多く知られるようになってきました。
宮城県仙台市の七夕祭りみたいに栄えるといいですね。
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