2016年7月7日木曜日

水彩一筆画で描く絵手紙 【長刀鉾とヒオウギ】 京都の風物詩 祇園祭

 
 
京都のお祭りといえば、夏の祇園祭。
 
この時期、四条界隈に行くと雑踏に混じって「コンチキチン」と、お囃子の練習が聞こえてきます。
 
毎年「くじ取り式」で山鉾巡行の順番を決めるのですが、「くじ取らず」と呼ばれる順番の決まった山と鉾があり、絵にある長刀鉾(なぎなたほこ)は、そのひとつで先頭を行きます。
 
そして、この花の名前は緋扇または檜扇(ヒオウギ)といって、葉が扇の形をしているところから名前が付いたアヤメ科の花です。
 
ヒオウギは、古代、悪霊退散に用いられたことから、疫病の流行から悪霊の怒りを鎮める為に始められた祇園祭の祭花として用いられ、今でもこの時期には京都のあちこちに飾られています。
 
今日の絵は、半紙などの薄い紙に書いた絵をちぎって葉書に貼り付けました。
 
絵の周りを薄い青でぐるっと濡らし、ちぎり、しっかり乾かした後のりで貼り付けます。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿